メダカの飼育は簡単とよく言われるが・・・
メダカの飼育を始めて思った事は、メダカの飼育はこんなに難しいものかと思いました。
熱帯魚の飼育を10年以上しています。
バクテリア、水換え、カルキの抜きの事、水あわせやエサのあげ方など、魚の飼育に関する基本は知っているつもりでした。
私がメダカの飼育を始めたきっかけは、息子が飼ってみたいと言う一言。
私も、睡蓮の咲く鉢の中で泳ぐメダカを見たいと言う、単純な理由でした。
まあ、メダカは小学校の時から、簡単に飼える魚の代名詞みたいなものなので、余裕で飼えると思っていました。
しかし!甘くはなかったですね~
いきなり、ビオトープをするのは無理と思い、室内の水槽飼いから始めました。
水槽をセットして、室内で飼いはじめました。時期は春です。
ですが、飼って1週間で全滅・・・
何でだろう?と思い、まあ飼ってきた魚が弱かっただけかな?
と思い、再度買って来たが、また10日もたたずに全滅しました。
環境的には、30センチ水槽、外掛け式フィルター、セラミックの底砂、LEDライト、中にはマツモを入れての飼育でした。
メダカは難しいと感じたのはこの時です。
考えてみれば、熱帯魚では外部式のフィルターでろ過をガンガンとかける。
ヒーターで水温は一定。
水草などを、いっぱい入れている状態でした。
熱帯魚の飼育では、全滅なんてありえない事です。
ほんと、メダカの飼育は難しいと思いましたね。
そっから、色々な情報を集めて、実践していく事にしました。
メダカは屋外で飼育したほうがいいとの情報も、その時にわかりました。
そこで、ビオトープを作ってみるか!
と思い、外で飼い始めました。
その時の入れ物が、下の写真です。
睡蓮にミニシペラス、花菖蒲を入れて睡蓮鉢で始めました。
メダカは、黒メダカを5匹です。
初めは順調でした。しかし、2週間でメダカが死に初めて、1ヶ月で5匹全滅でした。
ならば、プランターの大きい入れ物で飼ってみようと思いました。
それが、下の写真です。
花菖蒲とミニシペラスを前の鉢からとって、ウオーターポピーを入れて飼育をしてみました。
入れ物が大きくなったので、メダカ(ヒメダカ・シロメダカ)を8匹ほど入れています。
まあ、花菖蒲は綺麗に咲きました。(笑)
しかし!メダカはドンドン死んでいきます・・・
そうこうしている間に、夏になりました。
もっと大きなプランターに赤玉土を入れての飼育もやってみました。
全滅はしないものの、少しずつメダカは死んでいきます。
どうしたらいいのか・・・
こんなに、メダカの飼育は難しいものなのか・・・と悩みました。
最後の手段として、一度エアレーションをしてみよ・・・と思いました。
そこで、赤玉土でのエアレーションは、砂が舞い上がるのも嫌だし、大磯砂に底砂を変えてみました。
入れ物も、トロ舟に変えてみました。
そして、エアレーションを開始しました。
すると!メダカが死なない!これは成功した!と思いました。
色々な情報では、メダカにエアレーションは不要!やらない方がいい!と書いていました。
しかし、エアレーションが有効な事もあるんだなと思って、それ以降エアレーションを続けていました。
これで、メダカの飼育の難しさを克服できました。
安定すると、メダカがドンドンと欲しくなるんですね。
いまでは、メダカの容器が4つまで増えました。
容器も発泡スチロールで増やしてみました。
発泡スチロールの方が、より飼育しやすい事もわかりました。
やっぱり、色々と経験して、わかる事もあるんだなと改めて気付かされました。
秋になって、エアレーションを止めてもメダカは死ななくなりました。
今は、冬の対策を始めています。